恵比寿駅前にカプセルホテル・サウナ併設
恵比寿駅近くにカプセルホテル「ドシー(℃)恵比寿」(渋谷区恵比寿1)がオープンした。
カプセルホテル「ナインアワーズ」を手掛ける同社が、睡眠とサウナに特化したトランジットサービスとして立ち上げた新業態。カプセルホテル「シエスタ」を展開していたヴィエント・クリエーションが閉店を考える中、ナインアワーズがリノベーションを請け負った。「ナインアワーズ」は睡眠とシャワーに特化しているが、同所を手掛けるに当たり店舗設計を依頼したスキーマ建築計画の長坂常(じょう)さんの発案でサウナを取り入れたという。
ブランド名は温度を表す単位から命名。立地柄、旅行や出張時の利用のほか、ITベンチャー企業も多い同エリアでビジネスパーソンの利用も見込む。
店舗はビルの2階~9階の8フロアで延べ床面積は726.163平方メートル。
<フロア構成>
2階=受け付け、ラウンジ
3階=男性用サウナ、シャワー
4階~6階=男性用客室、ロッカー(計102室)
7階・8階=女性用客室、ロッカー(計60室)
9階=女性用サウナ、シャワー
サウナは「本場フィンランドに倣い」、室内は90度前後に定温管理。熱したサウナストーンに客自身でミント水をかけて蒸気浴を行う「ロウリュ」が体験できるようにする。クールダウンには「清潔感を保つため」にも水風呂ではなくTOTOのシャワー「ウォームピラー」を、15度・20度・25度・30度・常温の温度の異なる冷水で用意する。ボディーソープ、シャンプー、コンディショナーは、玉の肌石鹸(せっけん)がかねて展開していた「TAMANOHADA006(ミント)」を採用する。
<利用料>
サウナ=最初の1時間は1,000円、以降1時間ごと500円
カプセルユニットとサウナの利用が可能な仮眠=同1,500円、同500円、宿泊=4,900円~
バスタオル・フェースタオル・館内着・スリッパ・歯ブラシ付きで、化粧落とし・洗顔・化粧水・乳液のアメニティーセット(110円)もあり。
<営業時間>
24時間営業
利用可能時間は、サウナ=13時~翌9時、仮眠=13時~21時
宿泊はチェックイン13時、チェックアウト翌10時
シブヤ経済新聞一部引用