「恵比寿ガーデンシネマ」復活へ-恵比寿の映画館

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恵比寿ガーデンプレイスに来春、映画館「YEBISU GARDEN CINEMA」がオープンする。同施設を運営するサッポロ不動産(同)とユナイテッド・シネマ(港区)の共同運営。

同施設には1994年の開業以来、ミニシアター「恵比寿ガーデンシネマ」が営業していたが2011年に閉館していた。同施設は今年10月に開業20周年を迎えるに当たり、「新しい文化芸術の情報発信」を図り、映像を切り口とした「&CINEMA」をコンセプトにした映画館を開設することを決めた。

場所はかつて「恵比寿ガーデンシネマ」が営業していた場所で、12月31日で契約満了となるKポップアーティスト専用劇場「KTHEATERTOKYO」跡。床面積は、スクリーン1客室=218平方メートル、スクリーン2客室=130平方メートル、ロビーほか=592平方メートルで、合わせて940平方メートル。席数は、スクリーン1=約190席、スクリーン2=約90席。カップホルダー付き「ワイドシート」と「ラグジュアリーシート」を採用し、映像設備「4Kデジタルプロジェクター」、音響設備「7.1チャンネルサウンド」、3Dシステムを完備する。

オンラインチケッティングに加え、館内には現金とカード決済に対応する自動発券機を用意するほか、カフェカウンター、女性向けパウダーカウンターなども設置する。デザイン設計は、渋谷ヒカリエ(渋谷2)11階スカイロビーやホテル「クラスカ」(目黒区中央町)などを手掛けたインテンショナリーズ(神宮前3)が担当。素材・色・光で「五感を楽しませる空間づくり」を目指すという。

同館ではアメリカ・インディペンデント作品を中心に、「文化の香り高い」作品をラインアップ。同時に演劇やミュージカル、ファッション、クラシックコンサートなどの「ライブビューイング」など、映像を切り口にした取り組みも行う。恵比寿ガーデンプレイスや施設内テナントが企画するアートイベントなどとも連動することで、「文化芸術の情報発信機能の強化」を図る。

シブヤ経済新聞より引用本記事はこちら


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